冨安健洋へ「信頼は絶対的」 プレミア3年目、鄭大世氏が見解「今季は完全に流れが来ていた」

アーセナルでプレーする冨安健洋【写真:Getty Images】

鄭大世氏が今季の冨安について語る

イングランド1部アーセナルで活躍する日本代表DF冨安健洋の今シーズンは、ここまで怪我に苛まれる時期も多かった。元北朝鮮代表FW鄭大世氏は「今季は完全に冨安の流れが来ていた」とアーセナルでの立ち位置に言及している。

解説者が「プレミアリーグ年間ベストイレブン」を選ぶ「ABEMA(アベマ)」の企画で、鄭大世氏が登場。好みも現れた11人が選ばれたが、日本人は選外としている。そんななか、首位争いの最中にいるアーセナルで活躍する冨安について「怪我が多かったですね」とここまでを振り返った。

鄭大世氏は「今季は完全に冨安の流れが来ていたんですよ」とチャンスの1年だったと指摘。「去年みたいに(オレクサンドル・)ジンチェンコが存在感(がなく)、守備のところで穴になっていたこともあり、ビルドアップも何度か引っかかっていたのでスタメンを外れてヤクブ・キヴィオルが出ていると思うんですけど…」と先発メンバーの変化を語った。

そのうえで「冨安スタメンがやっと来たというところで怪我をして、代表帰ってきてやっとというところでまた怪我をして…。ふくらはぎの癖になっているところがだいぶ厳しいかなというところですね」と度重なる負傷離脱について触れつつ「ただアルテタの信頼は絶対的」と、ミケル・アルテタ監督との良い関係性をポジティブに捉えている。

アーセナルは現地時間5月19日に最終節を迎える。勝ち点差2でマンチェスター・シティを追うなか、エバートンとホームでラストゲームだ。怪我に悩まされた冨安だが、最終節でのプレーにも期待が懸かっている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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