花火500発が5月の夜空に彩り 足利・須永花火田島煙火工場が主催「2024ほほ笑みカーニバル」

夜空に打ち上げられた花火

 【足利】名草上町の須永花火田島煙火工場はこのほど、田中橋下流の渡良瀬川河川敷で花火を打ち上げる「2024ほほ笑みカーニバル」を開いた。

 同工場は子どもたちに笑顔や希望を与えることを目的に、2018年から毎年冬に花火イベントを実施してきた。冬は草木に火花が燃え移りやすいことなどから昨冬は実施せず、こどもの日があり、暖かい5月に今年から時季をずらした。

 今回は2~4号玉の花火約500発を打ち上げ、観客は夜空に広がる大輪を堪能した。夫婦で群馬県内から訪れた会社員長谷川大樹(はせがわだいき)さん(33)は「近くで楽しむことができ、良い思い出になった」と話した。

 同工場5代目の田島浩太郎(たじまはるたろう)代表は「先代の父が亡くなり、継いでから初めてのイベント。無事に終えられて良かった」と話した。

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