【五徳・天板】のギトギト油がスルスル落ちる!つけ置きのラクわざ掃除術

油汚れが気になっても、見て見ぬフリしたくなる五徳や天板。つい掃除を先延ばししたくなる油汚れ。汚れの性質に合わせてナチュラル洗剤を使いこなす、ナチュラルクリーニング講師 本橋ひろえさんの掃除術なら、すき間時間でラクラク、ウソのようにすっきりキレイになるから不思議。ポイントは、過炭酸ナトリウムを溶かした熱めの湯です。

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五徳・天板の油汚れ

油汚れが気になる五徳や天板などは、シンクの湯の中に過炭酸ナトリウムを入れ、まとめてつけおき洗いをしましょう。

ゴシゴシ力を入れてこする必要がなくなる他、シンクの汚れもキレイに。
さらに掃除後、一気に水を抜くことで、パイプの流れがよくなります。

【過炭酸ナトリウムとは?】

重曹よりもアルカリ度の高い弱アルカリ性で洗浄力が高く、頑固な油汚れに有効。発泡力があり、排水口の掃除に適する他、除菌、消臭効果も。一般的に「酸素系漂白剤」の名称で出回る。

①排水口のごみ受けの下にポリ袋などを敷き、受け皿をかぶせてふさぐ。シンクに60度前後の湯をためる。

過炭酸ナトリウムは60度で高い効果を発揮する。給湯器を最高温度に上げておくとよい。

②五徳や魚焼きグリルの部品など、油汚れが気になるものを湯の中に入れ、過炭酸ナトリウム大さじ2~3を加える。

③冷めるまで30分程度おいてから湯を抜く。食器用洗剤をつけたスポンジで洗う。

※この記事は「ゆうゆう」2022年12月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
※2022年12月に配信した記事を再編集しています。

監修者
ナチュラルクリーニング講師 本橋ひろえ

もとはし・ひろえ●ナチュラルクリーニング講師
北里大学卒業後、室町化学工業にて合成洗剤製造などに携わる。結婚後、改めて洗剤に興味をもち、2006年より東京を中心にナチュラルクリーニング講座を開催。著書に『ナチュラルおそうじ大全』(主婦の友社)など。


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