B1広島、CS決勝進出に王手 準決勝で名古屋Dに先勝

【名古屋D―広島】第1クオーター、ドリブルし、攻め上がる広島のエバンス

 バスケットボール男子のBリーグ王者を決めるプレーオフ、日本生命チャンピオンシップ(CS)準決勝(2戦先勝方式)が18日、始まり、ワイルドカード枠で2季連続CS出場し、初の4強入りした西地区3位の広島ドラゴンフライズは名古屋市のドルフィンズアリーナで同地区1位の名古屋Dとの第1戦に79―75で勝利し、決勝進出に王手をかけた。

 広島は前半、名古屋Dの攻撃を止められず、主導権を握られた。前半だけで須田に3本の3点シュートを決められるなど31―45で折り返した。第3クオーターに入ると持ち味とする厳しいディフェンスが機能。相手をわずか3点に抑え、24点を奪う猛攻を見せて55―48と一気にひっくり返した。第4クオーターは一進一退の攻防となったが、最後は4点差で振り切った。

中国新聞社

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