レアルGKルニンはCL決勝で先発落ちでも残留を決断か スペインメディア報じる

レアル・マドリードのアンドリー・ルニン(左=ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードのウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(25)が、契約延長を決断したと、スペインメディア「OKディアリオ」が報じた。

ルニンは今季、ベルギー代表GKティボー・クルトワの負傷とチェルシーから緊急補強としたスペイン代表GKケパ・アリサバラガとのポジション争いを制して定位置を奪取。しかし4日のカディス戦でクルトワが今季初出場を果たすと、併用となり、ドルトムント(ドイツ)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝(6月1日、英ウェンブリースタジアム)で、どちらが先発するか注目が集まっている。

CL決勝での先発は、来季のスタメンにも大きな影響があるとされるだけに、出場機会を求めるルニンはベンチスタートなら移籍に傾く可能性もささやかれている。しかし、同メディアによると、ルニンの決断は、CL決勝で起きることと無関係で、来季までの契約を2028年夏まで延長するという。正式発表はCL決勝後だとした。

クルトワが完全復活なら来季は再びベンチ生活と見通しのルニンだが、年俸アップなどの条件面にも納得したようだ。実現なら、契約延長を望んでいたRマドリードとしては、大きな収穫だ。

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