田村淳「もっと選挙の制度とか変わってもいいなって思う」

18日放送の『田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、つばさの党問題を受け選挙運動についての持論を語った。

番組では、「今週の気になるニュース」でコーナーゲストであるジャーナリストの堀潤氏が登場し、自身が主宰している「8bitnews」の話となった。

「8bitnews」は市民が中心となって運営している市民ニュースサイトだが、最近規模拡大に向けて動いているとのことで、堀氏は「ジャーナリスト増強して普通のメディアと同じうように取材撮影できる人材が増えた」と話した。

そこから、つばさの党代表の黒川敦彦容疑者らが公職選挙法違反容疑で17日に逮捕された話となり、「今回(今週の気になるニュースで)もやると思いますけど。つばさの党の問題とかも、『何でマスメディアばっかり人を選んで、俺たちみたいなやつの声は出さないんだ』ってことが根底にあると思うから。それを払拭するために、別に誰だって電波使えるよとか、誰だってメディア出られるよっていうのが、無力化していく一番の効果なんじゃないか」と持論を語った。

つばさの党の黒川容疑者らは、4月にあった衆議院東京15区補欠選挙で他陣営の街頭演説を妨害した行動などが、問題視され逮捕に至ったが、この件に関して淳は「8bitnewsみてて堀さんが、つばさの党に関する話題で、『確かに手法は認められたもんじゃないんだけど、ちゃんとディベートすればいいじゃないか』と、きちんとディベートする場をもうけることが、新しい選挙の形になんじゃないかと言うのが『そうだ、そうだ』って思って」と堀氏の論に納得したと明かした。

さらに、淳は選挙のあり方についても「自分が言いたいことだけを街宣で言うっていうのが選挙活動としてよかった時代もあるんだと思うんですけど、今これだけネットとかねメディアが多数あるなかで、もっと選挙の制度とか変わってもいいなって思ったんですよね」と制度にもっと柔軟性があればいいと持論を語ったのだった。

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