平均17.6歳、パリ五輪の体操女子代表が決定 5人全員10代 宮田笙子「信頼される演技を」

女子個人総合で初の代表入りを果たした宮田笙子【写真:中戸川知世】

体操・NHK杯

体操のパリ五輪代表最終選考会を兼ねたNHK杯第3日が18日、群馬県の高崎アリーナで行われ、女子個人総合で宮田笙子(19=順大)が初の代表入りを果たした。4月の全日本選手権で初優勝した宮田は同大会を持ち点に争った今大会で3連覇を達成。首位でキップを手にしたパリ五輪に向けて「誰からも信頼される演技をしたい」と話した。

2位の岸里奈(16=戸田市SC)、3位の岡村真(18=相好体操クラブ)、4位の中村遥香(16=なんば体操クラブ)までが個人総合の順位によって代表に決定。5人目にはチーム貢献得点で牛奥小羽(19=日体大)が選ばれた。代表入りした5人は全員が10代で、平均は17.6歳。3大会連続出場を目指した杉原愛子(24=TRyAS)は、補欠として代表チームに帯同することとなった。

THE ANSWER編集部

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