パリオリンピック体操女子代表のラスト1枠、24歳杉原愛子は落選 牛奥小羽を選出、全員が初切符【体操NHK杯】

杉原愛子

◆体操 NHK杯(18日、群馬・高崎アリーナ)
7月に開幕するパリ五輪の代表最終選考会を兼ねて女子の個人総合2回目が行われ、3連覇を果たした宮田笙子(順大)、2位の岸里奈(戸田市SC)、3位の岡村真(相好ク)、4位の中村遥香(なんばク)が決定。チーム貢献度に応じた1枠には牛奥小羽(日体大)が選出された。

5位スタートだった2016年リオデジャネイロ五輪からの3大会連続出場を目指していた杉原愛子(TRyAS)は5位。段違い平行棒での移動技で落下したミスが響き切符を逃した。

前回2021年の東京五輪では種目別床運動で村上茉愛が銅メダル。体操女子の日本勢でメダルを獲得したのは、1964年の東京五輪以来、57年ぶりで、個人種目では初だった。パリ五輪ではフレッシュな顔ぶれで2大会連続となるメダル獲得を目指す。

体操のパリ五輪代表選考は男女ともに5人。女子は4月の全日本選手権の得点を持ち点に争われるNHK杯の上位4人と、チーム貢献度で1人が代表に決まった。

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