【西武】若林楽人の3号2ランで一時は逆転も敵地・福岡での鷹戦5連敗

西武の若林楽人

西武は18日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に2―3の逆転負け。今季5度目の4連敗で借金は13となり首位・ホークスとの差は14・5ゲームに広がり、12球団最速で自力優勝の可能性が消滅した。

敗戦の中で4年目・若林楽人外野手(26)が意地を見せた。1点を追う2回にソフトバンク先発・大津の初球ストレートを狙い左翼スタンドへ3号2ランを放ち一時は逆転に成功した。

「打ったのは真っすぐです。初球からシャープに打つことができました!」

こう語り気を良くしていた若林は右翼の守備でも好プレーを見せていた。しかし、近藤の逆転2ランでソフトバンクに逆転を許し2―3とビハインドの9回二死二塁と一打同点の場面で相手守護神・オスナから9球粘った若林は155キロを前進守備の右翼後方へ打ち上げるも、フェンス手前で柳田に追いつかれジ・エンド。2本目の有効打は出ず最後の打者となった。

これで今季のソフトバンク戦は2勝9敗となり、敵地・みずほペイペイドームでは5連敗となった。

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