【19日(日)の天気】広範囲の晴天・暑さ一転 九州南部~関東は天気下り坂で気温ダウン

19日(日)の天気と降水確率

 19日(日)も北日本を中心に晴れて、最高気温は山形で30℃など7月並みの暑さが続く見通し。一方で、九州南部から関東にかけては前日より雲が広がり雨の降る時間もあるため、最高気温は前日より低い所が多い予想。特に近畿や東海では前日より大幅に低くなる所もあり、18日(土)との気温差が大きくなりそうだ。

名古屋で30.2℃を観測し今年初の真夏日に

18日(土)午後5時までの最高気温

 18日(土)の本州付近は高気圧に覆われ、よく晴れた所が多くなった。日差しに恵まれた影響で、午後5時までの最高気温は大分県日田市では32.6℃を観測。また、名古屋は30.2℃を観測して今年初めて30℃以上の真夏日になるなど、全国55地点で真夏日になっている。そのほか大阪29.0℃、東京都心28.8℃など全国236地点で今年これまでで1番の暑さとなった。

19日(日)は九州南部~関東で雨具の出番あり

19日(日)の雨の予想

 19日(日)も北日本を中心に晴れて、気温が上がる見通し。朝はやや空気がヒンヤリするものの、最高気温は7月並みの所が多く、山形は30℃の予想。こまめな水分補給など、熱中症対策を続けた方がいいだろう。
 西日本から東日本も日本海側を中心に日差しは届くものの、太平洋側は前線や低気圧の影響で雲が広がりやすくなりそう。四国や近畿の太平洋側は昼前から雨が降り、九州南部、東海から関東にかけても午後はにわか雨の可能性がある。また、夜は四国や近畿で雨足が強まるおそれがある。

19日(日)の予想最高気温

 九州から関東にかけての最高気温は前日より低い所が多く、特に日差しが届きにくい近畿や東海では大幅に低い所もある見通し。名古屋や大阪は前日より5℃以上低い24℃と、前日との気温差が大きくなりそうだ。
 東京都心は前日より約3℃低い26℃で25℃以上の夏日は続く予想。湿気が多いため、関東では動くとやや蒸し暑く感じられるだろう。

この先は気温変化大 沖縄・奄美は梅雨入り間近

上:週間予報/下:服装と気温の目安

 ただ、週明け20日(月)になると関東でも25℃を下回り、東京都心は22℃までしか上がらない予想。そのほか大阪も22℃と4月下旬並みの見通しで、雨や北風の影響で空気はややヒンヤリしそう。
 21日(火)以降も本州付近では雲が広がりやすいものの、晴れ間もあって最高気温は25℃以上の夏日になる所が多い見通し。再び暑さが戻りそうだ。この先は気温の変化が大きくなるため、服装で上手に調節して体調管理に気を付けたい。
 なお、沖縄や奄美では21日(火)以降は前線が停滞しやすく、平年より遅い梅雨入りの発表がようやくありそうだ。

(気象予報士・鈴木悠)

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