米の臨界前核実験 被爆者らが抗議「核軍縮しないと危惧する」 広島

アメリカが核爆発を伴わない臨海前核実験を行っていたことがわかり、被爆者らが抗議の座り込みを行いました。

臨界前核実験は現地時間の14日夕方に米西部・ネバダ州の地下核実験場で行われたということです。

アメリカ核安全保障局は「核兵器に使用される物質に関する重要なデータの収集を続けるため、臨海前核実験の頻度を上げる計画だ」としています。

今回の核実験をうけて平和公園では緊急の抗議活動が行われました。

県被団協 佐久間邦彦理事長「(今回の核実験は)核軍縮をすぐにやろうとしないんじゃないかと非常に危惧している」

原爆資料館では最後の核実験からの日数を示す「地球平和監視時計」が19日正午「5」にリセットされます。

© 広島ホームテレビ