子どもの健やかな成長願う 三井寺で千団子まつり

大津市の園城寺 三井寺では、子どもたちの健やかな成長を願う伝統の「千団子まつり」が18日から始まりました。千団子まつりは、三井寺の守護神であり、子どもたちを守るとされる護法善神・鬼子母神の祭礼で、600年以上も続く伝統行事です。

鬼子母神の1000人の子どもに1000個の団子を供えて供養することから、この祭りも、地元で「千団子さん」と呼ばれるようになりました。この日は午前10時からの法要のあと、池にカメを放す放生会が行われました。カメの甲羅には子どもの名前などが書かれていて、寺を訪れた家族連れが子どもの健やかな成長を願いカメを次々と池に放っていきました。三井寺の千団子まつりは、19日も行われます。

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