浪川大輔&宮田俊哉の“師弟”共演も実現 『ブルー きみは大丈夫』吹き替え声優に加瀬康之ら

6月14日に公開されるハリウッド映画『ブルー きみは大丈夫』の追加吹き替え声優として、加瀬康之、浪川大輔、高島雅羅らの出演が発表され、あわせてキャラクターポスターが公開された。

『クワイエット・プレイス』シリーズのジョン・クラシンスキーが監督を務めた本作は、“子供にしか見えない存在”ブルーと少女の物語。“空想の友達”の存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)が、大人だがブルーたちが見えるビーの隣人(ライアン・レイノルズ)とともに、子供に忘れられることで消えゆく運命にある彼らを助けようと大冒険を繰り広げる。果たしてブルーとビーたちに、どんな奇跡が待ち受けるのか。ブルー役の吹き替え声優にはKis-My-Ft2の宮田俊哉、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの吹き替え声優には稲垣来泉が決定している。

メインキャストを演じる吹き替え声優として、ライアン・レイノルズ演じる大人だけどブルーのことが見えるビーの隣人カル役を加瀬、クラシンスキー演じるビーのパパ役を浪川、フィオナ・ショウ演じるビーの祖母役を高島が担当することが決定。

加瀬は『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』から始まり、『デッドプール』シリーズ、『フリー・ガイ』の人気作から、直近の出演作Netflix映画『アダム&アダム』まで数多くの作品でレイノルズの声を担当している。カル役を務める加瀬は「カルの軽快なリズムの口調。厳しさと優しさを大切にしました」とを明かしつつ、「カルはユーモア溢れる頼れる隣人。子供から大人まで楽しめるハートフルな映画です。是非、友達や家族と映画館で感動を味わってください」とメッセージを寄せた。

ビーのパパ役を務める浪川は、実はブルーの声を担当する宮田が“師匠”と仰ぐ人物であり、『劇場版 BEM~BECOME HUMAN ~』で声優初挑戦だった宮田にレッスンをしたという絆が存在する。浪川は、「(ブルーとビーの物語は)心の奥にものすごく響きました! キュッと胸が締めつけられるシーンもあり、夢と希望を持たせてくれる。愉快なキャラクターたちと繰り広げられる展開はいつまでもワクワクさせてくれます」と本作の物語への想いを語ると同時に、「個人的な話になりますが、ブルー役の宮田くんと念願の初共演! 前々から願っていたことなので夢が叶いました!」と宮田との共演を心から喜んだ。

そのほか、“空想の友達”の吹き替え声優として、オクト・キャット役の甲斐田裕子、スペースマン役の小山力也、ルイス役の麦人、アリー役の高乃麗、アイス役の桐本拓哉、アンドロメダス3世役の上田燿司の出演が決定した。

また、美術教師役の諏訪部順一、スーパードッグ役の神谷浩史、マジシャン・マウス役の島﨑信長、スライムボール役の下野紘、コスモ役の大塚明夫、ガミー・ベア役の早見沙織、ロボット役の津田健次郎、バナナ役の森川智之、石けん バブル役の本名陽子、ユニ役の園崎未恵、サニー役の平田広明、ブロッサム役の三森すずこの出演がすでに決定している。

公開されたキャラポスターは、総勢19体もの“空想の友達”が描かれたもの。大きなもふもふの姿をしたブルーをはじめ、SNS発表企画では明かされなかった、猫の顔にタコの体を持つオクト・キャット、宇宙服を着た重力を感じさせないスペースマン、テディベアのおじいちゃんルイス、ピンク色の体を持つワニのアリー、なみなみと注がれた水がこぼれてしまっている透明グラスの姿をしたアイス、白い布をまとう頭上に大ぶりの王冠を乗せて浮遊するアンドロメダス3世も登場。また、大きく据えられた「IF」とは、子供にしか見えない不思議な存在である“空想の友達”を表している。

コメント
加瀬康之(カル役)
今回カル役を担当しました、加瀬康之です。
カルの軽快なリズムの口調。厳しさと優しさを大切にしました。
しかし...相変わらずのセリフ量w
頑張りました。

カルはユーモア溢れる頼れる隣人。
少女ビーやブルー(空想の友達)と一緒にどんな問題に立ち向かうのか。
子供から大人まで楽しめるハートフルな映画です。
是非、友達や家族と映画館で感動を味わってください。

浪川大輔(ビーのパパ役)
(ブルーとビーの物語は)心の奥にものすごく響きました!キュッと胸が締めつけられるシーンもあり、夢と希望を持たせてくれる。愉快なキャラクターたちと繰り広げられる展開はいつまでもワクワクさせてくれます。
ちなみに、私、お父さん役でございます。他にも…見つけて欲しい気持ちです!沢山の楽しいを与えてくれる本作、是非、劇場に足を運んでくださいませ。
そして個人的な話になりますが、ブルー役の宮田くんと念願の初共演!前々から願っていたことなので夢が叶いました!

三森すずこ(ブロッサム役)
私が吹き替えを担当するブロッサムはバレリーナの空想の友達で、ブルーや仲間たちをいつも温かく見守り支える、お姉さんのような存在です。
空想の友達が題材の本作ですが、幼い頃、私自身もバレリーナの空想の友達がいて、いつも絵でその子のことを描いていたんです。
すっかり忘れていたのですが、本作のあるシーンで一気に記憶が蘇り、涙が止まりませんでした。もしかしたら、ブロッサムだったのかも…!?
皆さんも忘れていた子供の頃の記憶が蘇るかもしれません。
たくさんの方に観ていただきたい、温かい気持ちになれる作品に出会えて嬉しいです。
(文=リアルサウンド編集部)

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