流れ橋と呼ばれる上津屋橋 通行再開 京都府八幡市・久御山町を結ぶ

八幡市と久御山町を結ぶ木造の橋・上津屋橋が、去年の豪雨で流されましたが、17日、9カ月ぶりに通行が再開されました。上津屋橋は、通称・流れ橋と呼ばれ、全長356.5mを誇る日本最大級の木造の橋で、木津川の水位が上がると橋板と橋桁が流される独特の構造になっていて、去年8月の豪雨のため、想定通り、橋が流されました。橋を管理する京都府山城北土木事務所では、ねじれたり流された橋板などの復旧工事を進めてきました。そして、17日午後3時、予定通り通行を再開し、待ちわびた人たちが、八幡側、久御山側の双方から橋を渡り始めました。京都府では、6月中旬の通行再開を見込んでいましたが、橋の通行を優先し、17日に早めました。なお、工事はあと1か月ほど続く見込みです。木造の上津屋橋は、日本の原風景を思わせることから、これまでのように時代劇など、映画のロケにも活用される見込みです。

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