赤、青、黄色、オレンジ、緑-。鹿児島県霧島市隼人のホテル京セラの館内をカラフルなビニール傘千本が彩っている。本館1階ロビーと3階の上につり下げた雨傘「アンブレラスカイ」がステンドグラスのように輝き、宿泊客らの目を楽しませている。7月10日まで。
ワイヤ約50本を使い従業員3人が3日間かけて吹き抜け部分に設置した。傘は8色。世界平和を願い「HOPE」「PEACE」の文字を白い傘で記した。
宣伝企画部長の東健太郎さん(58)が発案して3年目。1年目は300本、2年目は600本と毎年傘の数を増やしてきた。「梅雨を前にスケールアップしたアンブレラスカイに元気をもらってほしい」と話している。