「義理を果たすため決断」小西彦治元兵庫県議が静岡・藤枝市長選への出馬意向固める 無投票から一転 選挙戦の公算大

任期満了に伴い、5月19日に告示される静岡県藤枝市長選(26日投開票)に、元兵庫県議でコンサルティング会社代表の小西彦治氏(52)が出馬する意向を固めました。小西氏は、12日に告示された兵庫県相生市長選に立候補を届け出た後、同日取り下げていました。

小西氏は18日午後、報道陣の取材に答え、「恩人から藤枝市長選への出馬をお願いされ、義理を果たすため決断した」とし、現職の多選と高齢、無投票は問題視すべきだとして、出馬の意向を固めたとのことです。

小西氏は兵庫県伊丹市出身で、兵庫県議や伊丹市議を務めたのち、首長の多選阻止を訴え、全国各地の市長選に立候補。5月12日に告示された兵庫県相生市長選では、立候補を届け出たものの、即日取り下げています。

藤枝市長選をめぐっては、現職の北村正平市長(77)が2023年11月に5期目を目指して出馬表明をして以降、その他に立候補の動きはなく、無投票の見通しでしたが、一転、選挙戦となる公算が大きくなりました。

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