【夏場所】好調・大栄翔 中日は大の里と注目の1敗対決…V争いも「最後まで集中して」

今場所好調の大栄翔

大相撲夏場所7日目(18日、東京・両国国技館)、幕内大栄翔(30=追手風)が幕内平戸海(境川)を押し出して6勝目(1敗)を挙げた。取組後に大栄翔は「落ち着いて取れた。自分の相撲ができている」と充実した表情を浮かべた。

8場所ぶりに三役から陥落したが、平幕でも存在感を発揮している。この日は唯一無敗だった幕内宇良(木瀬)が、大関琴桜(佐渡ヶ嶽)に敗れた。宇良、新小結大の里(二所ノ関)ら4人と、首位タイの1敗で並んでいる。大栄翔は2日目から休場中の大関貴景勝(常盤山)を除き、関脇以上との取組はすでに終えている。

19日の中日は、大の里との一番。大栄翔は「明日の割は? 見てから考えます。これまで充実感があって、内容も伴っている。(優勝争いも)後半の後半にならないとわからないので。最後まで集中してやります」と表情を引き締めた。

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