聖峰に眺望板を設置 相模湾などを一望 伊勢原市

新たに設置された眺望板と山頂からの景色

伊勢原市がこのほど、聖峰山頂に眺望板を設置した。聖峰は地元栗原地区の「聖峰世話人会」(西野節(みさお)会長=人物風土記で紹介)の会員らによって整備され、絶景と自然を満喫できる地となっている。

市観光協会によれば、山頂からは房総の山並み、太平洋には大島をはじめ、横浜ランドマークタワーやスカイツリー、新宿副都心をはじめとする東京のビル群を、冬場は筑波山も眺めることができるという。

5月3日には山頂広場奥にある御堂の中にある、足腰、安産、長寿の守護仏である聖峰不動の御開帳が行われた。

西野会長によれば以前から案内板はあったが、スカイツリーなどが無く、ハイキングに訪れる観光客が大島の位置など間違って認識してしまうケースも見られたという。「いろいろな方とお会いする中で『案内板があるといいね』と話題に上っていたので、設置されてありがたい。栗原地区の観光の核になればうれしい」と話す。

御開帳の様子

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