子どもの居場所づくりに一役「親子バドミントン体験会」 コーチから指導受けながら25人が汗流す

バトミントンを楽しむ子どもたち=灘の浜小学校

子どもの居場所づくりや地域交流の活性化などを目的にした「親子バドミントン体験会」がこのほど、神戸市灘区の灘の浜小学校で開かれた。

近隣のテニススクール「ノアインドアステージ」と、地域で親子参加イベントなどを企画する「はっとほーむ」が開催。年齢の異なる子どもや家族以外の人と接するきっかけをつくり、地域の多世代交流にもつなげようと無料イベントとして企画した。

バトミントンを楽しむ親子連れ=灘の浜小学校

同小学校の児童らや保護者あわせて25人ほどが参加。ノアインドアステージHAT神戸校ではバドミントンの教室も開いており、参加者は同校コーチの鈴木勝さんと井原直輝さんから助言を受けながら汗を流した。

最初はシャトルがうまく飛ばなかった子どもも、親指をラケットの持ち手と平行に添えたり、シャトルが落ちてくるまでしっかりと待って打ち返したり、といったアドバイスを聞くうちにぐんぐん上達。親子2組同士で戦うミニゲームなどで盛り上がり、会場には歓声が響いた。

4年生の女子児童(9)は「今日で10回以上ラリーが続けられるようになった」と笑顔で、父親(44)は「初対面の親子同士で交流したり歓声を送り合ったりできたし、親子の絆も深まりました」と話していた。

バトミントンを楽しむ親子連れ=灘の浜小学校
バトミントンを楽しむ親子連れ=灘の浜小学校

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