【川口オート】森且行 優勝戦2着惜敗に悔しさ爆発「アーっ、くそー」

森且行は復活優勝へあと少しだった

森は惜しい2着――。川口オートのナイターレースは18日、優勝戦が行われ、2023年4月の復帰後初Vを目指した森且行(50=川口)は2着に終わった。

「アーっ、くそー」

レース後、ロッカーに戻り悔しさをあらわにした。好スタートを決め着実に順位を上げ、4周回で2番手に。前を走る武藤博臣を追う。残り2周、逆転のチャンスを狙ったがあと少し、追いつかなかった。

「エンジンは少しいじった。合ってなかった。スピード重視の調整して試走(3・29秒)は出たが軽かったし(無理して)滑った。いいタイヤを出したのに仕掛けるところまで行けなかった。準決までの試走3台の方がレースできた」

やったことが裏目に出た格好だ。ただこれで調整の方向性も分かった様子で「追っていくレース足を重視していきたい。夜のレースなら調整は戻す」と話した。

Vまであと少しの惜敗にも「(優勝戦は)3、2着ときているから。次はGⅡだし…次の一般戦で」と笑みを見せつつリベンジへの思いを語る。マシンに手応えはあるようで、控えめに話した次走のGⅡ・川口記念(22日開幕)も楽しみは十分ある。

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