植物への関心を深めて 薬草・ハーブガーデンフェスタ 岐阜県各務原市

アロマテラピー体験をする来場者=18日、各務原市川島竹早町、内藤記念くすり博物館

  岐阜県各務原市の内藤記念くすり博物館で「薬草・ハーブガーデンフェスタ」が開かれ、来場者は植物への関心を深めました。

  このイベントはワークショップなどを通じて植物や薬草の世界に触れてもらおうと開かれました。会場では、アロマテラピーの体験会や加茂郡八百津町の天然はちみつが販売されるなど、22のブースが設けられました。

  このうち、東京都の練馬区立牧野記念庭園の学芸員 田中純子氏による講演会が行われ「植物学者 牧野富太郎の人生を振り返る」をテーマに植物に情熱を注いだ歩みを紹介しました。朝の連続ドラマで話題となった牧野富太郎は「日本の植物分類学の父」と呼ばれ、命名した植物は約1500種類に上り、植物学の普及に尽力しました。

  田中氏は「植物に感謝する気持ちを大切にしてほしい」と話しました。

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