娘「Wちゃん、パパが2人いるんだって」私「えっ」【娘の発言】に驚愕! → 2人目のパパの正体は!?

様々な家族の形が存在する世の中ですが、子ども同士の会話には注意しないと、悪気なしに家族の秘密を暴露してしまっているかもしれません。
今回は、筆者の知人Bさんから聞いた、お友達のおうち事情エピソードをご紹介します。

子どもの会話に登場する2人のパパ

Bさんには小学2年生になる娘がいました。小学校にも慣れてきてお友達も増えてきた頃、帰宅後にクラスの子の話をしてくれました。
「ねーねークラスのWちゃんねーパパが2人いるんだってー! すごいよねー!」と言いました。なにやら、クラスで新しくできたお友達Wちゃんの話をしているのですが、これは家庭のご事情があるんだろうな、と察知したBさんは「そういうお家もあるのよ〜」なんて気軽に答えていました。

家に遊びに来たWちゃん

そんなWちゃんと娘は仲良くなったようで、放課後にWちゃんが家に遊びに来ました。Wちゃんのお母さんの連絡先を知らなかったBさんは、家に入れることを躊躇しましたが、その日は外で遊ばせるには気温が低く、Bさんには下に小さい赤ちゃんがいたので今から外遊びに付き合うのも大変だなと思い、家で遊ぶことをOKにして家の中へ招き入れました。

小2女子たちの会話が……

リビングで遊んでいるのをダイニングから眺めていると、噂のWちゃんのパパの話になりました。
娘「ねーねーパパってどっちもお家にいるのー?」
Wちゃん「ううん、1パパはお家にいるけど、2パパには土日に会いに行くんだよー」
娘「へーWちゃんはどっちのパパが好きなのー?」
Wちゃん「んー1パパは朝も夜もいて毎日顔合わせてるけど、2パパはお兄ちゃんみたいな感じだしー、ママは2パパといる時の方がきれいな感じがするから、2パパかな〜。でも2パパと会うことを1パパに言っちゃいけないって言われてるから、なぞ〜」
娘「ふーん、そーなんだー。ねーねー次はこれで遊ぼうよー♪」
Wちゃん「いいよー!」
といった会話が繰り広げられていました。図らずも1パパ2パパの存在を耳にしてしまったBさんは、(……2パパは、パパじゃないな。)と確信したのでした。

Wちゃんのお母さんに遭遇

その数日後、学校の保護者会でWちゃんのお母さんと会いました。
「Bさんこんにちは! この間は娘がお邪魔しちゃったみたいで、すみません〜!」と話しかけてきてくれたので、つい口が滑ってしまい、1パパ2パパの話をWちゃんがしていたことを話してしまいました。
「すみません、余計なことかとは思いますが、リビングで遊ばせていたらそんな会話が耳に入ってきたので、念のためお耳に入れておこうかと思いまして。」と付け加えるも、Wちゃんのお母さんは真っ青な顔をして、その場をそそくさと離れていきました。

その後、娘に聞くと「なんかね、パパの話はしちゃダメって言われちゃったんだって!」とのこと。

生涯を誓ったパートナーがいるにもかかわらず、不倫をして子どもに会わせる考えは共感できませんが、おしゃべりな子を連れて行くと、秘密が筒抜けになってしまうこともあるようですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり

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