中国検索大手バイドゥ、第6世代の自動運転タクシー用車両を公開

中国検索大手バイドゥ、第6世代の自動運転タクシー用車両を公開

路上走行試験中の第6世代の無人タクシーサービス用車両。(資料写真、武漢=新華社配信)

 【新華社武漢5月18日】中国インターネット検索大手、百度(バイドゥ)はこのほど、湖北省武漢市の武漢経済技術開発区で技術公開イベント「アポロデー2024」を開き、特定の条件下で運転手を必要としない自動運転「レベル4」に対応する第6世代の無人タクシーサービス用車両を公開した。

 武漢市内で運営する自動運転タクシー配車サービス「蘿蔔快跑(Apollo Go)」に年内に千台投入する予定。安全員を乗せない完全無人運転で運行する。第6世代の自動運転システムを搭載し、人間のドライバーの10倍以上の安全性を確保。都市全域の複雑な道路状況に対応できるという。

 蘿蔔快跑は全国でこれまでに600万件を超える利用があった。武漢では3千平方キロ以上の地域をカバーし、770万人にサービスを提供している。(記者/龔聯康)

中国検索大手バイドゥ、第6世代の自動運転タクシー用車両を公開

百度が公開した第6世代の無人タクシーサービス用車両。(資料写真、武漢=新華社配信)

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