長野Lに在籍5年、MF大久保舞が契約満了で退団「今もすごく涙が溢れ出しそう」

WEリーグでは3シーズンプレーした大久保舞[写真:©WE LEAGUE]

AC長野パルセイロ・レディースは18日、MF大久保舞(27)の退団を発表した。

山梨県出身の大久保は、女子高校サッカーの名門である藤枝順心高校から2015年に岡山湯郷Belleに加入。なでしこリーグ1部で1年目から15試合に出場し1得点、皇后杯で1試合に出場する。

2017年には伊賀FCくノ一に移籍すると、2018年にはジェフユナイテッド市原・千葉レディースへ移籍。千葉Lでは出番がないと、2019年に長野Lに加入した。

なでしこリーグ1部で13試合に出場するもチームは2部に降格。2020年は2部で15試合に出場し2得点を記録すると、2021-22シーズンから発足したWEリーグにチームが参入する。

WEリーグでは3シーズンを戦い、通算52試合2得点。今シーズンも15試合に出場していた。また、WEリーグカップでは9試合、皇后杯でも長野Lで3試合に出場していた。

契約満了により今シーズン限りでの退団が決まった大久保はクラブを通じてコメントしている。

「遂にこの時が来てしまったか。という感じで、実感も湧かないですが、AC長野パルセイロ・レディースに関わる全てのみなさん6年間ありがとうございました」

「今はまだ気持ちの整理もつかず上の空状態で、伝えたいことがまとまらず、今もすごく涙が溢れ出しそうなので、気持ちに整理がついたらまた改めて色々な思いを伝えていけたらと思います」

「これからも長野は特別な場所のひとつです。本当にお世話になりました」

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