三笘所属のブライトン、デ・ゼルビ監督の退任発表 双方合意…マンU戦がラストマッチに

ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督【写真:ロイター】

クラブ発表

イングランド1部ブライトンは5月18日、ロベルト・デ・ゼルビ監督が双方合意により、今シーズン限りで退任すると発表した。19日に行われるマンチェスター・ユナイテッド戦(ホーム)がラストマッチとなる。

イタリア人のデ・ゼルビ監督は、グラハム・ポッター前監督の後継ぎとして2022年9月からブライトンを指揮。就任1年目でクラブのトップリーグでの最高位(6位)フィニッシュを果たし、クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。一方、今季は主力に怪我人が相次ぎ不安定な成績に。ELでベスト16に進出したが、リーグ戦では最終節を残して10位にとどまっている。

クラブ公式サイト上にはトニー・ブルーム会長のコメントを掲載。「ロベルトは我々に素晴らしい2シーズンを与えてくれて、特にアルビオンファンの記憶に長く残る初の欧州遠征など、クラブを新たな高みに導いてくれた。

我々は、来シーズンに向けて計画を立てる最も早い機会を与え、ロベルトには次の動きと将来を検討する十分な時間を与えられるよう、双方が都合の良い時期にロベルトとの契約を終了することに相互合意した」としている。

またデ・ゼルビ監督は「ブライトンを離れることは非常に残念だが、過去2シーズンの歴史的なシーズンに選手とスタッフがクラブ全員と素晴らしいファンのサポートを受けて成し遂げたことをとても誇りに思う」と語っている。

ブライトンには日本代表MF三笘薫が所属。デ・ゼルビ監督の下では、貴重なアタッカーとして重用され、昨シーズンはリーグ戦35試合7得点をマークした。今季は怪我の影響で2月中旬から戦列を離れ、19試合3得点にとどまっている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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