40歳で引退の長谷部誠、現役ラストマッチにAT投入で大歓声! 散水で中断するまさかの珍事も...フランクフルトはEL出場権獲得

現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガの最終節で、長谷部誠が所属する6位のフランクフルトが4位のRBライプツィヒとホームで対戦した。

今シーズン限りで現役を引退するため、これがラストマッチとなる長谷部はベンチスタートとなった。

42分にゲッツェが献上したPKをシャビ・シモンズを決められて先制を許したフランクフルトは、後半開始早々の1分のシェシュコにミドルシュートで被弾。リードを広げられる。

【PHOTO】今季限りでの現役引退。40歳になった長谷部誠のキャリアを厳選ショットで振り返る!(2003~2024)
ファンが持ち込んだ発煙筒に反応したのか、スタジアム上に備えつけられているビデオキューブの散水機能が誤作動して10分近く試合が中断する珍事があった直後の60分、フランクフルトはエキティケのヘッド弾で1点を返す。

さらに78分、マルムシュのPKで同点に追いつく。

後半アディショナルタイム、長谷部は同じく引退するキャプテンのローデとともに投入され、大歓声を受ける。

試合はこのまま2-2で終了。フランクフルトは6位となり、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。

現在40歳の長谷部は、2002年に浦和レッズでプロキャリアをスタート。08年1月にヴォルフスブルクに移籍し、ニュルンベルク、フランクフルトとドイツで活躍を続けた。

また日本代表では、キャプテンとしてワールドカップに3度出場。長らく中心的選手としてチームを支えた。

日本とフランクフルトのレジェンドが、現役最終戦を終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社