視覚障がいを持つ男性が投稿した、レストランでの体験談が話題です。
TikTokで、860万回以上再生されている動画 がこちら👇
動画に映っているのは、アメリカに住むポール・キャッスルさん。夫のマシューさんと、盲導犬のミスター・メープルと暮らしています。
ポールさんは、目の難病を患っていて、視力の90%以上を失っています。
ポールさんは、ワシントン州のシアトルのレストランに行ったとき、入店を断られたといいます。そのときの状況を、動画で語りました。
「(ミスター・メープルと)レストランに入ろうとしたら、従業員の1人が駆け寄ってきて、『ペットは入店できません。介助犬のみです』と言われました」
ポールさんは、「盲導犬」と書かれたハーネスを見せたと言います。
その後、ポールさんは従業員とのやりとりを説明しました。
ポールさんは、「本当に目が見えない」「視覚障がい者のなかには全盲ではない人もいる」と説明したものの、従業員からはこう反論されたといいます。
「でも、私のことを見て話していますよね?こういう作り話は、今回が初めてじゃない。店内に、他に犬がいないのがわかりませんか?」
ポールさんは、視覚障がい者であることを証明する資料を持ってくることもできると提案したものの、「次は警察を呼ぶ」と言われてしまったそうです。
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ポールさんの動画には、さまざまなコメントが集まりました👇
💬「『盲目には見えない』って何それ。おかしいでしょ」
💬「警察を呼ばせてもよかったんじゃない?こんなことが起きるなんて、残念」
💬「私の父も視覚障がい者です。以前、誰かに、『なぜ、話している人の方を見ることができるの?』と聞かれた際、父は、『まあ、聴覚っていう感覚があるから、音がどこからきてるかはわかる』と返しました」
ポールさんは後日、レストランを訪れ、マネージャーと話をしたといいます。
話した内容を、ポールさんは動画 で説明しました👇
SNSでも頻ぱんに「あなたは視覚障がい者じゃない」というコメントをもらうというポールさん。
店のマネージャーには、視覚障がい者の中にもさまざまな人がいて、介助犬がどれだけ大切な存在かわかってほしいと話したといいます。
「私が視覚障がい者だと言っても、彼が信じてくれなかった理由は、アイコンタクトをずっと取っていたからだといいます」
「多くの人は、映画やテレビで見たことのある障がいしか知らないのです」
「その後、従業員は謝罪をしてくれ、レストランからはギフトカードをいただきました」
「あと、そのレストランで、私と従業員のやりとりを見ていた女性がいたみたいで、彼女はその晩、私が投稿した動画をたまたま見て、レストランに問い合わせてくれたそうです。感謝します」
ポールさんのSNSアカウントはこちらから👇
TikTok:@matthewandpaul
インスタグラム:@matthewandpaul