イタズラした猫さんの末路に笑ってしまう 「ぼくやってないもーん」からの変貌ぶりが可愛い

直後の「なんでだよー!!僕は悪くない!!」の顔に爆笑

キッチンでイタズラしてしまった猫ちゃんに、ケージで待ってもらおうとしたら……。わかりやすいビフォーアフターが、Xで注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@koimo77」さん。

当ポストには2024年5月13日時点で165件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、ペット保険についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

何もしてないよ?と言いたげな表情の「サバシ」くん

2024年5月11日、@koimo77さんがXに投稿したのは2枚の写真でした。話題となっているのは、「サバシ」くんという猫の男の子です。

この日、台所でイタズラをしてしまったというサバシくん。1枚目には飼い主さんに抱っこされる、イタズラ直後のサバシくんの姿がありました。

サバシくんは遠くを見つめるような眼差しで一点を見つめています。イタズラ直後とは思えぬような、落ち着いた表情からは「僕は何もしてないよ…」なんて声が聞こえてきそう。演技派な姿に思わず笑みがこぼれてしまいます。

そんなサバシくんでしたが、ケージで待ってもらおうとすると……?

「わかりやすすぎるくらい、ギャップ(笑)」と反響

【写真2枚目/全3枚】ニャンで~!ぼくはわるくないよ~!

2枚目には、ケージに移ったサバシくんの姿がありました。猫ちゃんやワンちゃんとの暮らしでは、台所での作業中は安全確保のため、ときにはケージで待っていてもらう必要が出てくることも。

そんな中サバシくんは、直前の落ち着いた雰囲気とは打って変わり「なんでだよー!!僕は悪くない!!」といった具合に、激しい表情を見せています。豊かな表情に笑みがこぼれてしまいますね。

サバシくんの面白かわいい反応はXで大勢に笑いをもたらしたようです。返信欄には「顔(笑)」「ワタシハナニモヤッテナーイ。からの、なんでや!!ワイが何かしたんか!!」「わかりやすすぎるくらいのギャップがかわいい」「ボクはわるくないもん」といったコメントが寄せられ賑わっています。

【写真3枚目/全3枚】こちら同居猫のこいもちゃん。かわいい。

猫の入手先は保護猫が約4割

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
一般社団法人ペットフード協会が発表した「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、ペットとしての猫の入手先として多いものは以下のようになりました。

猫の入手先

  • 1位 31.1%:野良猫を拾った
  • 2位 20.6%:友人/知人/親族からの無償譲渡
  • 3位 15.9%:ペットショップで購入
  • 4位 7.7%:里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡
  • 5位 5.1%:シェルターからの無償譲渡

※集計ベース:猫飼育者 アンケート人数782人

保護猫に明確な定義はないですが、上記の「野良猫を拾った」「里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡」「シェルターからの無償譲渡」などを経由して飼っている猫を、一般的に保護猫と呼ぶのではないでしょうか。

また「保護猫」に該当すると思われる上記ランキングの1位、4位、5位を合算してみると「ペットとしての猫の4割以上は保護猫」という状況が推察できます。

保護猫を飼う時もペット保険の加入を視野に

保護猫、特に元々野良だった猫は、飼い始めの時点で健康状態が不鮮明なケースも多いかと思います。

思わぬケガや病気を患っている可能性もあるので、健康診断をしたうえでペット保険に入り、しっかり補償をつけることも重要な選択肢になってくるでしょう。

そもそもペット保険とは、ペットがケガや病気を患った際に、治療費を補償する保険です。加入できるペットは犬や猫が基本ですが、ハムスターや爬虫類などが加入できる商品もあります。

ペット保険の加入を申請する際、基本的には過去の病気の履歴などを申告する必要があります。

元野良猫などのケースでは、過去の病気・ケガの詳細がわからないことも多いかと思います。

しかし、ペット保険の商品の中には推定年齢や現在の健康状態を元に加入の審査をするものもあるので、マッチする商品を探してみるのもいいでしょう。

ペット保険の保険金支払い方法や特約

ペット保険の保険金支払い方法

ペット保険は、ペットが病気やケガを患った際の治療費について、補償限度額の範囲内で一定割合を補償します。

限度額や割合は保険会社各社によって差がありますが、自己負担の金額を抑えられるような商品ほど保険料は高くなる傾向があります。

ペット保険の特約

商品によっては、治療費補償の他に、自分のペットが他人のモノを壊したり、または他人にケガをさせたりした際にも補償を受け取れるような「ペット賠償責任特約」などがあります。

保護猫を飼う際にはペット保険などの検討も

今回冒頭で紹介した話題のポストのように、保護猫の注目度は高いです。

ネット上のそういったコンテンツを見て、「私も飼いたい」と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。

保護猫には「過去の病気歴が不鮮明」といったリスクがあるのも事実なので、飼い始めの段階で獣医師にしっかり診てもらったり、必要に応じてペット保険に加入したりすることなどもぜひ検討してみてください。

「コミュニケーションおばけ」だというサバシくん……!

さて、投稿のご紹介に戻ります。

台所でいたずらをした犯罪者の末路🐱
(写真再掲) pic.twitter.com/XFcWT9J69D

— こいもちゃん🐈 (@koimo77) May 11, 2024

投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――出会いのエピソードを教えてください。

こいもは保護猫で、もともとは姉を引き取る予定でしたが、タッチの差でよそへの譲渡が決まり「実はサイトに載っていないのですが」と紹介を受けて家族になりました。

保護猫を飼っているということで、日ごろから近所の保護猫団体メンバーとは親しくしていました。そんな中「いい子がいるんだけど、2匹目にどう?」とおすすめされたのがサバシです。

――お名前の由来はありますか?

こいもの姉猫の紹介コピーが「メイクイーン風」ということから、芋を連想し、姉猫よりも小さめだったので、小芋(こいも)としました。

サバシは「サバシロだからサバシ!」と保護猫シェルターで呼ばれていたのが、あまりにしっくり来たのでそのままです。

――普段はどのような子ですか?

こいもは、人間に対して(とくに6歳になる息子には、赤子の頃から見ているせいか)優しく接しています。サバシが来てからは上位者としての自覚がついたのか、貫禄が増しました。

サバシは、コミュニケーションお化けです。初対面の人の膝の上で平気で寝ます。まだまだ無邪気な年頃ですが、静寂を好むシニアアダルトのこいもちゃんからはウザがられています。それでも鋼のメンタルで、コミュニケーションを諦めないサバシくんです。

――自慢のポイントは何ですか?

こいもは、冬は一緒にお風呂に入って唯一無二の時間をくれること(メディア掲載多数)。

サバシは、どんな状況でも来てくれる、おもてなしもできる接客営業担当。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

@koimo77さんのXアカウントではこのほかにも、サバシくんや先住猫「こいも」ちゃんの日常が公開されています。かわいい猫ちゃんたちに癒されたい方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

参考資料

  • @koimo77
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
  • 一般社団法人日本損害保険協会 ペット保険
  • au損害保険株式会社「野良猫でもペット保険に加入できる?保険加入の流れや注意点について解説」

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