名門バルセロナ 2025年夏にグアルディオラ監督〝復帰〟を画策=現地報道

現在はマンチェスター・シティを指揮するグアルディオラ監督

スペイン1部バルセロナが、2025―26年シーズンからのジョゼップ・グアルディオラ監督の復帰を画策しているようだ。

現在イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーを率いるグアルディオラ監督は、来季限りとなっている契約をまっとうして退任する意向を示している。そんな状況の中、スペインメディア「エル・ナシオナル」によると、ジョアン・ラポルタ会長はそのタイミングでの復帰を望んでいるという。

現在指揮を執るシャビ監督は、退任から残留となっていたが、一転して今季限りの退任が取りざたされている。来季はグアルディオラ監督を迎えるために、1シーズン限定でBチームを率いるラファエル・マルケス氏が就任するプランもあるという。

しかし、グアルディオラ監督は、将来的な復帰について口にしたことがあるが、現在もその気があるかははっきりしない。マンチェスターCの指揮から退任後も監督業続行なら、多くのオファーが殺到するのは間違いない。しかも、今年に入って「5年後なのか、10年後なのか、15年後なのかはわからないけれど、ナショナルチームで監督を務める経験がしてみたい」との願望を明かしたこともある。

財政難などから、かつての栄光を取り戻すのが困難との声もあるバルセロナだけに、名将にとって魅力的な仕事となるかは疑問も残る。バルセロナは、厳しい状況を乗り越えて復帰にこぎつけることはできるのか。

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