就寝の準備をしたいママさんと遊びたい猫 まさかの「ラスボス(?)」の存在にビックリ

天井付近に思わぬ伏兵が隠れているのが…わかりますか?

寝る準備をしたいママさんと、まだ遊びたい猫ちゃん。そして「ラスボス感あふれる存在」が写り込んだ写真が、Xで注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@NEKOLAND13」さん。

当ポストには2024年5月13日時点で6100件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

「火花が見えそうな戦い」就寝前の一コマが話題に

「就寝前、猫部屋へ帰らせたい妻と遊び足りない猫との譲れない戦いが始まった。」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに写っているのは、まだまだ遊びたい猫ちゃんと、猫ちゃんたちを寝る部屋へ誘導したいママさんの姿。茶色のモフモフボディが愛らしい「エマ」ちゃんは、冷蔵庫の上から目線を送っていました。

なかなか降りてくれなさそうな雰囲気が漂います……!

そんなエマちゃんを見上げるように、冷蔵庫の下から見つめるママさん。見つめ合うふたりの間には、熱い火花が見えそうです!

そんな「エマちゃんとママさんの戦いの場」には、もう1匹の参戦者がいたようで……?

「キラリ」と目を光らせる様子にビックリ!

【写真2枚目/全3枚】キュピーン!こんなところにダークホース!

写真の中央に目をやると、天井付近に設置されたキャットウォークからもう1匹の猫ちゃんが覗いていました。「レイ」くんという男の子です。

エマちゃんとママさんのほうへ視線を惹かれますが、暗闇の中でキラリと目を光らせるレイくんの存在に気づき、思わず驚いてしまいました。ラスボス感のある佇まいが印象的です……。

そんな写真はXを通して大勢の目に留まったようです。ポストには「油断してビクッ!!となりました(笑)」「もう1匹いたwww」「完全に勇者とラスボスのアングルで草」「そんなに目を光らせて……審判員でしょうか」といったコメントが集まり賑わっています。

【写真3枚目/全3枚】みんな仲良く段ボール!

猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

目を光らせていたレイくん、普段は「お兄さんタイプ」

さて、投稿のご紹介に戻ります。

投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――普段はどのような子ですか?

レイは大人しくて、よく部屋の片隅で眠っていますが、エマとノーマンを毛づくろいしてあげる一面もある優しいお兄ちゃんタイプです。

エマはイタズラ大好きで、家中走り回ったり物を落としたりとお転婆ですが、愛嬌もある子です。

ノーマンはまだ小さいながらもワンパクです。よくエマやレイにちょっかいを出して、追いかけっこをしていますが、甘えん坊な一面もあります。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

エマは、狭い所に潜り込んでわたし達を困らせたり、テレビの上に登ったりと、クセだらけですね(笑)。

ノーマンは、遊んで欲しいときにオモチャを咥えて持ってきたりと、遊び盛りなイメージですね。

――自慢のポイントは何ですか?

長毛の3ニャンをモフモフして、毎日癒されています(笑)。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

就寝前、猫部屋へ帰らせたい妻と遊び足りない猫との譲れない戦いが始まった。 pic.twitter.com/vEs1eLrPYK

— ネコランド (@NEKOLAND13) May 10, 2024

@NEKOLAND13さんはこのほかにも、XアカウントやYouTubeチャンネル「ねこらんどch」にて、猫ちゃん達のほほえましい日常を公開中です。気になる方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

参考資料

  • @NEKOLAND13
  • ねこらんどch
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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