【スターダム】大江戸隊 アーティスト王座次期挑戦者決定戦に不満顔「残念だ、本当に」

ガントレットマッチを勝ち抜いた大江戸隊。左から刀羅ナツコ、渡辺桃、テクラ

女子プロレス「スターダム」の極悪ユニット「大江戸隊」率いる刀羅ナツコ(33)が、アーティスト王座の次期挑戦者決定戦に不満を漏らした。

18日の横浜大会で同王座の「次期挑戦者決定ガントレットマッチ」が行われ、各ユニットから5チームが参加。「大江戸隊」(刀羅&渡辺桃&テクラ)、「ゴッズアイ」(朱里&小波&鹿島沙希)、「STARS」(葉月&コグマ&向後桃)、「クイーンズ・クエスト」(AZM&レディ・C&天咲光由)、「コズミック・エンジェルズ」(水森由菜&さくらあや&玖麗さやか)が挑戦権をかけて激突した。

試合は最後に残った大江戸隊とゴッズアイの対決となり、渡辺が人でなしドライバーで小波に勝利。大江戸隊が王者の「イーネクサスヴィー(EXV)」(舞華&白川未奈&ジーナ)への挑戦権を獲得した。

だが、試合後の大江戸隊に喜びはない。リーダーの刀羅は「今日は次期挑戦者を決める決定戦だっけ? 何というか、やりがいがないというかさ…」と切り出し、この日の決定戦に疑問を投げかけた。

「ベルト持ってるEXVの3人ぐらいのヤツが来るならまだしも、とりあえずユニットの中で3人集まれるやつを集めて。他のやつらは何も感じなかったというか、何回やっても同じだし。こんなこと言いたくないけど、EXVとのアーティストのほうが、私は正直楽しみだよ。残念だ、本当に」

4月27日横浜大会でテクラが加入後、大江戸隊は刀羅、渡辺、テクラのトリオで組み続け、結果を残してきた自負がある。一方、他のユニットは、この試合のために組んだ即席トリオだったため、ベルトへの気概が感じられなかったようだ。

渡辺も「すべてその通り。雑魚しかいねえ」と同意。結束力では他ユニットの追随を許さない大江戸隊が、ベルト取りへ一直線だ。

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