「歌が上手い」STARTOアイドルランキング!3位SixTONES、2位嵐を抑えた1位は?

ジャニーズ事務所からタレントのマネージメントを引き継いだ、STARTO ENTERTAINMENTが新設されてから早半年。ジャニーズ事務所創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題はいまだ尾を引き、同社に対する厳しい声も依然強い。

それでもSTARTOのアイドルたちは今も根強い人気を誇り、多くのファンに夢を与えている。5月13日には、能登半島地震のためのチャリティー楽曲「WE ARE」のリリックMV・フルバージョンがYouTubeチャンネルで公開。彼らのアイドル活動の中心にあるのは、やはり「歌」だ。

そこで本誌はSTARTOファンだという男女500人に、「歌が上手いと思うグループ」についてアンケートを行った。今回対象にしたのは、現在STARTOの公式サイトに掲載されているグループ。一体、どのグループが歌唱力を評価されているのだろうか?

まず第3位に選ばれたのはSixTONES。’20年1月にシングル「Imitation Rain/D.D.」でデビューして以降、「日本ゴールドディスク大賞」ベスト5アルバム(邦楽部門)の受賞や「NHK紅白歌合戦」出場など快進撃を続けている。

またメンバーの俳優業も活発なため、ドラマや映画のテーマ曲で耳にする事も多い。7月にリリース予定の両A面シングル『GONG/ここに帰ってきて』では「GONG」が田中樹(28)の出演ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)の挿入歌に、「ここに帰ってきて」が京本大我(29)の主演映画『言えない秘密』の主題歌に起用されている。

SixTONESに対してアンケートでは《一人上手いグループはよくあるけれど、全員が上手くて6人が重なったハーモニーは最強だから》《今月に発売した音色でのアカペラのハーモニーが綺麗だった》と6人のハーモニーを絶賛する声が。また《ジェシーと田中樹と京本大我が抜群に歌唱力高くてグループのバランスも高い》《グループ全員がそれぞれ個性がある。歌唱力は京本さんを中心に全員が上手いと思う》など京本を中心にメンバーそれぞれの歌唱力を評価する声も上がった。

ジャニーズJr.歴10年以上という下積みを経て、デビューを果たしたSixTONES。確かな実力で、ファンを魅了しているようだ。

第2位となったのは嵐だ。’99年11月にシングル『A・RA・SHI』でデビューした嵐は’07年2月のシングル『Love so sweet』で広い支持を得ることに。’09年には『NHK紅白歌合戦』に初出場し、翌年の『日本ゴールドディスク大賞』邦楽部門で史上初となる10冠を達成。名実ともに国民的アイドルとなり、老若男女問わず親しまれていたが、’20年の大晦日で活動を休止した。

そんな嵐に対して、アンケートでは《グループが皆仲良く息が合っている》《嵐は歌声そのものよりも感情が入っていてぐっとくる》との声が。また《大野智さんが上手いからです、大野智さんがメインのモンスター等は歌唱力が分かって聴き応えがあります》《大野智さんの安定したキレイでくせがなく澄んだ声が、嵐の楽曲と合っていると思うので》と大野智(43)の歌声を讃える声も相次いで寄せられた。

なかには《特に「果てない空」という曲はバラードなので、きれいな歌声が響いていて上手だと思う》《五人の声が合っているシリウスや彼方へなどの泣ける曲はうまいなとおもう》と楽曲に強い思い入れがある人も。5人のハーモニーは、多くの人の胸に届いているようだ。

そして映えある第1位に選ばれたのはKinKi Kidsだ。堂本光一(45)と堂本剛(45)からなるKinKi Kidsはジャニーズ事務所にとって初のデュオ。’97年7月にシングル『硝子の少年』とアルバム『A album』を同時にリリースしてCDデビューを果たすと、両作ともオリコン初登場第1位を獲得。さらにミリオンセラーを達成し、一躍トップアイドルとなった。以降、“デビューシングルから47作連続でオリコン初登場1位”という偉業を成し遂げている。

ソロ活動も積極的に行っており、光一は主演ミュージカル『SHOCK』を中心に大活躍。剛もソロプロジェクト「.ENDRECHERI.」が好評で、「ENDRECHERI」名義では人気フェス「SUMMER SONIC」に3回出演している。

個々の音楽活動も人気が高いKinKi Kidsについて、アンケートでは《音程もはずさないしハモリもすごいし2人の声がシンクロしたり唯一無二だと思うから》《高音で柔らかく声質の剛くんと、低音の真っ直ぐな声質の光一くんのバランスがいい》《2人の歌声の溶け具合が群を抜いている。歌詞の世界観をしっかり歌えている》《2人だけど 迫力 ある》という声が。デュオ特有のハーモニーに惹かれる人が多いようだ。

また《どの曲も、安定して上手いと思う。カナシミブルーのようにテンポの速くて音程の上がり下がりが多い曲でも、強弱がしっかりつけられてて上手い》《「ガラスの少年時代をー」と歌うこのグループはハーモニーが美しいと思いました》《青の時代ライブで上手かった》とそれぞれの曲の歌唱力を評価する声が。

さらに《剛君はデビューの頃から歌が上手いと思っていたが、光一君は年齢を重ねて来た今上手くなったなあとつくづく思う》《はじめは剛一人がうまいと思っていたが光一もミュージカルをするようになってから上手になったなと思う》と成長を実感する人もいた。

3月末で剛が退所したことに伴い、ファンクラブも閉鎖することとなったKinKi Kids。しかしユニットとしてはSTARTOに所属し、活動を続けていくという。これから、どんなハーモニーを聴かせてくれるだろうか?

© 株式会社光文社