ブライトンは現地時間5月18日、ロベルト・デ ゼルビ監督が今季限りで退任すると発表した。
デ ゼルビ監督はダルフォ・ボアーリオで指導者としてのキャリアをスタートさせ、その後はカルチョ・フォッジャ、パレルモ、ベネヴェント、サッスオーロ、シャフタール・ドネツクを率いてきた。2022年9月、ブライトンの監督に就任して以来88試合を指揮し、38勝20分30敗という成績を残している。
デ ゼルビ監督はクラブ公式サイトを通じて、退任について以下のようにコメントした。
「ブライトンを去るのはとても悲しいが、この歴史的な2シーズの間、クラブの皆と素晴らしいサポーターの後押しによって、選手たちとスタッフが成し遂げたことをとても誇りに思う」
「クラブと私は、仕事や価値観だけではなく、アイデアや将来へのビジョンに沿って、それぞれが最適な道を歩むためにブライトンを去ることで合意した。プレミアリーグのクラブで監督として働いたこの2年間は、4つの主要な大会に出場するなど、私にとってとても濃密でやりがいのあるものだった。いま退団することで、将来の計画を立てる時間ができると考えている」
サッカージャーナリストであるエド・アーロンズ氏によると、後任監督としてイプスウィッチを率いるキーラン・マッケナ監督を引き抜く可能性が高いという。また、バイエルンのスポーツディレクターであるマックス・エバール氏は、デ ゼルビ監督がバイエルンの新たな監督に就任する可能性を否定している。
ブライトンはプレミアリーグ第38節、ホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。試合開始は日本時間5月20日の午前0時に予定されている。
