鉄道工場と大学キャンパスでモーターの仕組みを学ぼう!  東京メトロと東大生研が今年も7月に「鉄道ワークショップ2024」(東京都足立区など)

「鉄道ワークショップ2024」ポスター(画像:東京大学生産技術研究所)

夏休みの中高生に、鉄道工場の見学や大学の研究室でのワークショップを通じてモノづくりを学んでもらう、東京メトロと東京大学生産技術研究所(生研)コラボの「鉄道ワークショップ2024」が2024年7月24日に開かれる。2013年から続く人気企画で、今回のテーマは「モーターの仕組みと変化」。参加者は課題作文で選考される。

中高生各25人の募集で、中学生は午前中がメトロの綾瀬車両基地見学(東京都足立区)、午後が東大生研柏キャンパス(千葉県柏市)でのワークショップ。高校生は逆順だ。

綾瀬車両基地は綾瀬検車区と綾瀬工場の総称で、メトロ千代田線などの車両の検査や修繕を担当する。

東大生研は、次世代育成オフィス活動と称し、青少年の科学技術への興味を喚起する産学連携による実践教育に力を入れる。

当日は、オリエンテーション、車両基地概要やモーターの基本レクチャー、工場内見学、東大生研での特別講義とディスカッション、修了式などが予定される。

応募方法は専用フォームから(東京メトロまたは東大生研のホームページで検索)。課題作文のテーマは「SDGsを実現していくための未来の電車を考えよう」。文字数200~400字で、応募締め切りは2024年6月10日。

東京メトロ中野車両基地で開かれた「鉄道ワークショップ2023」のワンシーン(筆者撮影)

記事:上里夏生

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