東大自転車部、眠らず370キロ走破 富山県魚津市出発、24時間以上かけ東京の本郷キャンパスへ

市民らに手を振って海の駅蜃気楼を出発する部員たち

 富山県魚津市から東京大本郷キャンパス(東京都文京区)までの約370キロを眠らずに走破する同大自転車部旅行班の「Non Stop Run」は18日、同市の海の駅蜃気楼(しんきろう)をスタートした。部員7人が24時間以上かけてゴールを目指す。

 同大の五月祭と11月の駒場祭に合わせて実施している旅行班の恒例イベントで、魚津市からのスタートは2年ぶり3回目。伴走車によるサポートを受けて挑む部員たちは午前8時半、海の駅で村椿晃市長ら市職員と市民計約40人から激励と見送りを受けて出発した。

 朝から晴れ渡り、旅行班主将の河合健次郎さん(工学部3年)は「素晴らしいコンディション。全員が安全に完走できるよう、気を引き締めていきたい」と話した。ゴール予定の19日正午に、五月祭で盛り上がる本郷キャンパスで盛大な歓迎セレモニーが行われる。

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