クマ対策AI使ったカメラ実演 花巻市、撮影機能など確認

クマ対策用カメラのデモンストレーションで性能を確かめる市職員

 岩手県花巻市は15日、同市野田の花巻農協総合営農指導拠点センターで、市内に設置を進めているクマ対策用の人工知能(AI)を用いたカメラのデモンストレーションを行い、撮影機能など一連の流れを確認した。

 市職員5人が参加し、報道陣に仕組みなどを解説した。屋外で実演し、クマに見立てた担当者がカメラ前を歩くと撮影画像がタブレット端末にメールで送られた。

 カメラは熱に反応して自動撮影し、クラウド上のAIが検知。クマと判断すると、市の担当者に画像が配信され、猟友会などが対応する。

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