“ミスター越え"!通算187回目の猛打賞達成の坂本勇人に仁志敏久氏「長嶋さんの上にいるっていうのがすごいですね」と驚愕

◆ 「皆んなの記録を抜くんじゃないか」

巨人が広島に逆転負け。昨日に続き連敗となり、今季マツダスタジアムでの初勝利はお預けとなった。そんな中でも坂本勇人がメモリアル安打を放ち、敵地を埋めたジャイアンツファンから喝采を浴びた。

5番サードでスタメン出場した坂本は、2回の第1打席でレフトへヒットを放つと、5回の第3打席にもライト線へ運ぶスタンディングダブル。このツーベースで山内一弘氏の448に並び、歴代3位タイの記録となった。さらに9回無死一、二塁では広島の抑え・栗林良吏の144キロカットボールをレフト前に運び、通算187回目の猛打賞をマーク。これで長嶋茂雄氏の186を抜き、歴代単独3位となった。

坂本にとってメモリアルな日となったことに、18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者を務めた仁志敏久氏は「やりますねえ。坂本選手はキャリアがまだ35歳なので、まだまだここから数字を伸ばせるので安打数は3000を狙ってほしいですし、ある数字は全部トップにしてほしいです」と全ての記録を塗り替えることに期待。また猛打賞記録の2位は川上哲治氏の194となっていることに「顔ぶれがすごいですね。川上さんの次になって、長嶋さんの上にいるっていうのがすごいですね」と改めて偉大な記録だと強調した。

もう一人の解説者・江本孟紀氏は「長嶋さんを抜いたらいかんでしょ」とジョークを飛ばしつつ「これ張本(勲)さんも、皆んな抜くんじゃないか。このまま行ったら」と同意していた。

猛打賞は1位の張本氏の251まで64、通算二塁打数は2位の福本豊氏の449まで1、1位の立浪和義現中日監督の487までも39と迫っていた坂本勇人。歴史に名を刻む男のバットに、これからも要注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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