秦野市青安連 市に26万円を寄付 会廃止に伴い会費を精算 秦野市

川口会長(右)から高橋市長に目録が手渡された

秦野市青少年交通安全連絡協議会(川口浩太会長)が5月2日、秦野市に26万5498円の寄付を行った。

今回の寄付は、同協議会の廃止に伴う会費の精算にあたり、「市の交通安全に役立ててほしい」という思いで行われた。同日は市役所本庁舎市長応接室で、川口会長から高橋昌和市長に目録が手渡された。

青少年へ交通安全を啓発

同協議会は若年ドライバーの無謀な運転による交通事故の増加に伴い、1985年に設立された交通ボランティアの団体。青少年に対し、各種交通安全運動などの広報活動を実施してきた。時代の変遷とともに交通安全に対する世論の意識が高まり、無謀な若年層による交通事故は減少。同協議会の設立当初の活動目的がそぐわなくなってきたことを受け、会の廃止に至った。

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