アルファロメオは5月15日、高性能スポーツセダン『ジュリア・クアドリフォリオ』に、「スーパースポーツ」を設定すると発表した（Alfa Romeo Giulia Quadrifoglio Super Sport）。世界限定275台を販売する計画だ。
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この限定車は、アルファロメオのスポーツの歴史に敬意を表し、イタリアの公道レース「ミッレミリア」における1928年の初優勝を記念している。この伝説的な偉業は、「6C 1500スーパースポーツ」によって達成された。
この特別シリーズのために、アルファロメオのデザイン部門の「チェントロ・スティーレ」は、クアドリフォリオのロゴに再解釈を施した。スポーティなエクステリアには、ブラックを基調とした新しいクアドリフォリオのロゴがあしらわれ、ルーフ、シールド、ドアミラーの「V」の部分にカーボンファイバーをあしらう。足元には、19インチの5穴スポーツアルミホイールを装備した。ボディカラーは、3層のロッソ・エトナ、メタリックのネロ・ヴルカーノ、ビアンコ・アルファの3色を用意する。
インテリアはスポーティさを追求し、レッド仕上げの3Dカーボンファイバーを初採用。赤いカーボンファイバーによる3D仕上げが、ダッシュボード、センタートンネル、ドアパネルに施された。フロントのヘッドレストには、赤い「Super Sport」ロゴと黒のカーナンバーのステッチが施され、エクスクルーシブな限定シリーズであることを強調している。ステアリングホイールはレザーとアルカンターラ製で、ブラックのステッチとカーボンファイバーのアクセントが添えられた。
2.9リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力520hpを発生する。機械式リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを搭載し、ドライビング・エクスペリエンスを高めている。
