育成降格、2度の戦力外を越えた先の“一撃” 野手も唖然の一振りは「ハマの大谷翔平」

中日戦で本塁打を放ったDeNA・中川颯【写真提供:産経新聞社】

■DeNA 3ー2 中日(18日・横浜)

DeNA・中川颯投手の“神スイング”に注目が集まっている。18日は本拠地で行われた中日戦に先発登板し、6回2失点の好投で今季2勝目をマークした。打撃でも存在感を示し、2回には右翼席へプロ初アーチとなる1号2ランを描いた。下手投げ25歳の一振りに「ハマの大谷翔平」「めざせ、ハマの二刀流」などの声が広がった。

初球を思い切ってスイングした。1点リードの2回2死一塁、中日・松葉の投じたカーブを完璧に捉えると、ゆっくりと歩を進めた。右翼席の着弾を確認すると、スタジアムは大歓声に包まれた。中川颯は2020年ドラフト4位でオリックスに入団。2022年オフに1度目の戦力外通告を受けて育成契約となり、昨オフに2度目の戦力外通告を受けてDeNAに移籍していた。

衝撃的な本塁打をDAZN公式X(旧ツイッター)が映像で公開すると「ジエンゴはエースの証」「アーチストやんw」「スイングえぐい」「これで投手?」などのコメントでSNSは騒然としていた。

さらには「打席のフォーム強打者なのに投手のフォームがアンダースローなのおもろすぎる」「いや野手やんこれはもう」「ピッチャーが確信歩きは笑う」など“ギャップ”に胸をときめかせるファンが続出した。(Full-Count編集部)

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