超能力者ユリ・ゲラー氏が「ケインの呪い」を解き放つ――。イングランド代表FWハリー・ケインは誰もが認める実力者でありながら、タイトルには縁がない。栄冠を求めるケインはイングランド・プレミアリーグのトットナムから常勝軍団のドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに移籍するもまさかの12季ぶり無冠。欧州各メディアは「ケインの呪い」と報じている。
英紙「デーリー・スター」はケインがエースとして君臨するイングランド代表も、タイトルがないことから「サッカーファンは〝ケインが呪われている〟と考えてきたが、Bミュンヘンの敗退を受けて、その考えは正しいとみられている」とし「国民もうんざりしている」と指摘していた。
同紙によると「ケインの呪い」について、スプーン曲げで知られるゲラー氏は「呪いを解くのはとても簡単です。私にはそれができます」と明言。その上で超能力者は「1日の特定の時間に読者全員を団結させなければなりません。呪いは通常プレーヤーに宿るものであり、確実に解けるように『アブラカダブラ』という単語を11回言います」と解決策を提示した。
ゲラー氏は「私たち全員がもっと早く実行していれば、3年前(欧州選手権決勝のイタリア戦)にイングランドが、あのPKによる悲痛なできごとは避けられたかもしれない」と語っていた。