ジャパンマテリアル、マトロックスのエンコーダー・デコーダー「Monarch EDGE」を展示。現場とスタジオ間で映像を共有することでスムーズなコミュニケーションを実現[AFTER BEAT 2024ブースレポート]

ジャパンマテリアルは、AFTER BEAT 2024の同社ブースでマトロックスブランドのエンコーダー・デコーダーMatrox「Monarch EDGE」やST 2110ベースのOver IP変換・伝送のMatrox「ConvertIP」、KVM エクステンダーMatrox Extio3を展示した。

注目はMonarch EDGEで、今、SRTのプロトコルを活用したリモートプロダクションでの活用に人気のシリーズだ。Monarch EDGEは映像の伝送だけではなく、GPIOの信号の伝送を別口で搭載しており、同じ1GbpsのLANで伝送可能。これ一つでリモートプロダクションに対応できるところが人気のポイントだ。

「エンコーダー/デコーダー」「エンコード専用機」「デコード専用機」モデルを展示

他社のエンコーダー・デコーダーは、SDIの入力をエンコードして送るベースバンド伝送のみが一般的で、タリーやインカムの伝送は別アプリケーションで用意したり、管理の手間も大変だ。Monarch EDGEはこの1台で幅広く対応可能な点は、大きなアドバンテージといっていいだろう。

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