西郷真央は2ダボで3位→43位 1ホールで池ポチャ2回

西郷真央は苦しいムービングデーになった(撮影/Shizuka Minami)

◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 3日目(18日)◇リバティーナショナルGC (ニュージャージー州)◇6677yd(パー72)

6アンダー3位から出た西郷真央は苦しいムービングデーとなった。序盤2番から2連続ボギーを喫するなど、4バーディ、4ボギー2ダブルボギーの「76」。この日のワーストスコアタイで2アンダー43位に後退した。前日、首位との間に3打しかなかった差は11打に開いた。

スコアを1つ落として迎えた後半10番(パー5)でダブルボギーをたたいた。1Wでのティショットは左に大きく曲がって池に入り、ドロップ後の3打目も左サイドに広がる池に入れた。5打目でグリーンに乗せて2パット。次の11番(パー3)もボギーにした。

最初のダブルボギーは1Wで大きく左に曲げた(撮影/Shizuka Minami)

12番から2連続バーディにして取り返したが、14番(パー3)でまたボギー。15番はグリーン左エッジからのアプローチを反対側のエッジまでこぼし、3m強のボギーパットも沈められず2つ目のダブルボギーでスコアを落とした。

ティイングエリアが前に出た16番は果敢にワンオンに挑んでバーディを奪ったが、失速したプレー内容に表情を曇らせる。ホールアウト後は体調が悪そうな様子でクラブハウスへと入っていき、会場を去った。残り1日、浮上の機会は残っている。(ニュージャージー州ジャージーシティ/石井操)

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