三重が入れ替え戦先勝 愛知に57―39 第2戦は25日 ラグビーNTTリーグワン

【豊田自動織機シャトルズ愛知との第1戦で4トライを挙げた三重ホンダヒートのパブロ・マテーラ=名古屋市のパロマ瑞穂ラグビー場で】

 ラグビーNTTリーグワンの1部・2部入れ替え戦は18日、名古屋市のパロマ瑞穂ラグビー場などで始まった。1部11位の三重ホンダヒートは、2部2位のトヨタ自動織機シャトルズ愛知との第1戦を57―39で制し勝ち点5を獲得した。第2戦は25日、鈴鹿市のスポーツの杜鈴鹿で行われる。

 三重は前半4分、アルゼンチン代表のナンバー8パブロ・マテーラのトライで先制。自陣でのミスなどにつけこまれて追い上げられる場面もあったが逆転は許さず、前半を29―17で折り返した。

 後半もマテーラのトライや、7人制ラグビーで東京五輪代表入りしたWTB本村直樹のスピードを生かしたトライなどで追加点を奪って逃げ切った。この日4トライを挙げたマテーラがプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

 三重のキアラン・クローリーヘッドコーチは「ます勝てたことはすごくうれしい」とした上で「自分たちの単純なミスで相手にトライを与えてしまったことは反省点」と試合を総括した。

 大卒ルーキーながらSHでフル出場し、相手のすきを突いた突破などで勝利に貢献した北條拓郎は「前半、自分のキックのミスから点を取られてしまっていた。しっかり修正して来週の試合を頑張りたい」と話した。

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