NewJeansがついに動いた!! メンバー5人が嘆願書、ミン代表のほうに加担か

HYBEとADORミン・ヒジン代表の法的紛争が続くなか、NewJeansのメンバーたちが裁判所に嘆願書を提出した。

5月18日、音楽業界によると、NewJeansのメンバーであるミンジ、ダニエル、ハニ、ヘリン、ヘインは5月17日に裁判所に嘆願書を提出した。

メンバーたちが今回の事態に関して公式な声を上げたのはこれが初めてだ。ただし、嘆願書の具体的な内容は明らかにされていない。

メンバーたちはこれまで、ミン代表を「オンマ(母さん)」と慕い、強い絆を示してきた。今回の事態でも、メンバーの親たちがミン代表側に立っていることから、メンバーたちも嘆願書でミン代表を支持したとみられる。

親たちは今回の事態が表面化する前に、NewJeansとHYBEのガールグループILLITのコンセプトの類似性について、抗議のメールをHYBE経営陣に送っていた。今回の仮処分騒動でも、ミン代表側に立って嘆願書を提出したと伝えられている。

(画像提供=ADOR)NewJeans

一方、5月17日にソウル中央地方法院民事合議50部は、ミン・ヒジン代表の議決権行使禁止仮処分訴訟の審問期日を進行した。

HYBE側は「ミン代表は“オンマ”のような気持ちだと言っているが、実際にはNewJeansが稼ぐお金にしか関心がない」と批判し、「本当の“オンマ”なら自らが盾となってすべての風波を防ぐべきだが、債権者はNewJeansのメンバーを盾にして自分を守っている」と述べた。

来る5月31日には、ミン代表などADOR経営陣の交替に関する臨時株主総会が開かれる予定だ。今回の事態に大きな影響を与える仮処分の決定は、これより前の時点で出ると展望されている。

裁判所で認可の決定が下される場合、ADORの株式80%を保有するHYBEの議決権行使が阻止され、ミン代表の解任は不可能となる。ただし、控訴審が開かれる可能性はある。一方、棄却された場合、HYBEがミン代表を解任すると予想される。

◇NewJeans プロフィール

2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。ミン・ヒジン代表理事が率いるHYBE傘下レーベルADOR所属。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。

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