松井珠理奈 KLP48プレイングマネージャー就任 運営「世界で一番のアイドルに導いていただく」

KLP48のプレイングマネージャーに就任する松井珠理奈

元SKE48の松井珠理奈(27)が18日、マレーシア・クアラルンプールを拠点とするアイドルグループ「KLP48(ケイエルピーフォーティーエイト)」のプレイングマネージャーに就任することが運営会社から発表された。松井は2021年4月30日にSKE48を卒業してから、約3年ぶりのアイドルに復帰する。

KLP48は、AKB48のマレーシア初の海外姉妹グループで、今年1月1日に発足が発表され、8月のデビューに向けて準備が進められている。

運営会社は、松井のプレイングマネージャー就任に至った経緯を説明。

「AKB48がスタートして以来、グループ19年の歴史において、後にも先にも『世界選抜総選挙1位』の称号は、松井珠理奈さんだけが手にしているものです。今回、KLP48という新たな48グループのデビューに際し、松井さんとのご縁を頂き、運営側が助言・協力のお願いを協議する過程で、松井さんにはKLPメンバーへ、背中でもさまざまな思いを伝えてほしいと考え、アーティスト松井珠理奈としてもステージに立っていただきたいとお願いをさせていただいたところ、快諾をいただきました」と説明。「マレーシアの地で、人生をかけて挑戦するメンバーたちを、世界で一番のアイドルに導いていただくことを大変うれしく思います」と就任への喜びを伝えた。

松井は2007年10歳のときにSKE48の1期生として加入。08年には「11歳228日」で、AKB48の選抜メンバー入りし、48グループの選抜最年少記録を更新した。以降、SKE48、AKB48の中心メンバーとして活動し、18年6月に開催された「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」で1位に輝いた。

運営会社は「2021年の卒業まで様々な経験をなされてきた事を、KLP48メンバーに注入していただくことに大きな期待を寄せています。一度、卒業された松井珠理奈さんが、『プイレングマネジャー就任』という大きな決断をされたことに、最大限の敬意と感謝を申し上げます。私たちKLP48は、クアラルンプールの地から、松井珠理奈さんと共に世界のトップを目指して参ります」と決意した。

KLP48はデビューに向けて、オーディション生のメンバー選考の最終段階だという。

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