前回完封勝利の阪神・才木浩人が先発 史上最長23年連続勝利目指すヤクルト石川雅規と対決

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才木が今季唯一黒星喫しているヤクルト戦に先発

甲子園で行われている阪神-ヤクルトの3連戦。1勝1敗で迎える今日3戦目、阪神は前回完封勝利を挙げた才木浩人が先発する。

プロ8年目右腕はここまで7試合に先発してリーグトップタイの4勝(1敗)を挙げ、リーグ5位の防御率1.60をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も5度記録するなど、安定感抜群の投球を見せている。

前回登板した12日のDeNA戦(横浜)では今季最多の128球を投げ、9回4安打5奪三振の熱投で今季2度目の完封勝利を飾った。そこから中6日で今日の登板に臨む。

ヤクルト戦には今季2試合に先発して0勝1敗、防御率4.09と相性はあまり良くない。村上宗隆を5打数無安打2三振に抑えている一方、オスナに5打数2安打1本塁打、サンタナに6打数2安打と両助っ人に打たれているだけに、今日も要警戒だろう。

今季唯一の黒星を喫している相手に雪辱を晴らし、今日もスコアボードにゼロを並べることができるか。リーグ単独トップの5勝目を目指し、聖地のマウンドに上がる。

球界最年長左腕が今季3度目先発

一方、ヤクルトの先発は石川雅規。球界最年長の44歳左腕は今季ここまで2試合に先発して防御率1.80をマーク。前回登板した6日のDeNA戦(横浜)では、5回92球を投げ、3安打2失点に抑えるも今季初白星とはならなかった。そこから中12日で今日の登板を迎える。

阪神とは今季初対戦。昨季は2試合に先発して1勝1敗、防御率2.89。敵地に乗り込んだ5月10日の試合では、5.1回75球を投げて4安打、無四球、無失点の快投。昨季初勝利を挙げ、1956-77年の米田哲也(阪急など)のプロ野球最長記録に並ぶ入団年から22年連続勝利をマークした。

今季もここまで未勝利で迎える甲子園の阪神戦。勝利を挙げれば、入団1年目から史上最長の23年連続勝利となる。昨季同様、三度目の正直で偉業達成なるか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・大貫晋一-中日・柳裕也(横浜)
広島・アドゥア誠-巨人・高橋礼(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
ロッテ・小島和哉-日本ハム・伊藤大海(ZOZOマリン)
オリックス・齋藤響介-楽天・岸孝之(京セラD大阪)
ソフトバンク・大関友久-西武・武内夏暉(みずほPayPay)



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