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日々の生活に疲れた時、ちょっと息抜きに行かれる場所があるといいですね。今回ご紹介する「武蔵国分寺万葉庭園」はそんな時にぴったりの小さな庭園です。
ちょっとした旅行気分になる武蔵国分寺周辺
JR西国分寺南口を出て武蔵国分寺公園を過ぎてお鷹の道へ。この辺りは都会の喧騒から遮断され、遠出をしたような気分になれる一帯です。その一角にある武蔵国分寺。本堂境内にあるのが万葉庭園です。
先代のご住職が十三年かけて採集した約160種が八千平方メートルの園内に植えられています。
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和歌の案内板
この庭園の特徴は、いくつかの植物に和名、和歌が記載された案内板があることです。
ご住職様によると、もともと万葉集に歌われている草花を集めたのがこの庭園の始まりとのこと。この植物をこんな風に昔の人は歌に詠んだのだなぁと、いにしえに思いを馳せながら見るとまた一味違った見方ができますね。
一度はアメリカからの友人を案内したことがありますが、こういう時、歌をうまく訳せる粋なセンスと技量があれば、とつくづく思いました。
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季節ごとに楽しめる場所
境内の中は入り口で見るより広く、奥の方まで植物が植えられています。今回は新緑がきれいな初春の写真ですが、植物は季節によって違った顔をみせてくれます。年に四回は訪れたい場所です。