『グレイズ・アナトミー』はまだまだ続く!?米ABC局のボス“新世代が加わり絶好調”

テレビの製作現場では、コストの制約が作品の進退に影響を与えることがある。それは、アメリカの医療ドラマを代表する『グレイズ・アナトミー』も同じ。現在本国ではシーズン20が放送中で、新シーズンへの更新も決まった『グレアナ』の気になる今後について、米DeadlineはDisney TVグループのクレイグ・アーウィッチ社長に尋ねた。

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シーズン22もあり得る?

「我々は、TVの医療ドラマとして最長記録を更新した『グレイズ・アナトミー』を祝ったばかりで、過去シーズンの観点でみると最上位とは言えないかもしれませんが、このドラマはエンジンフル回転で並外れた人気を保ち続けていると思います」とアーウィッチ社長は『グレアナ』を評価。続けて、「毎月のように新しい世代が加わり、絶好調と言えるでしょう」とシリーズの人気が衰えていないことをアピールした。

『グレアナ』は、アメリカでは現在木曜夜9時に放送されているが、今秋からは夜10時にシフト。アーウィッチ社長は『グレアナ』のコアファンのうち「80パーセント以上はTVでのリアルタイム視聴ではなく、複数のプラットフォームを利用して視聴しています」と説明。時間帯の変更による大きな影響はないという見解を示した。

また、アーウィッチ社長はこの移動が番組の幕引きの合図であることは否定。『グレアナ』の人気を維持しながら、ABCとしては新たな番組を立ち上げる良い機会であると述べた。

先日お伝えした通り、シーズン14から7年間出演してきたレヴィ・シュミット役のジェイク・ボレッリとシーズン19から登場したインターンのミカ・ヤスダ役のミドリ・フランシスの降板が決まっている。さらに、ベテランキャストはエピソードギャランティが減る見込みで、シーズン21に登場する回数が減る可能性がある。

『グレイズ・アナトミー』シーズン1~19は、Disney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)

参照元:Deadline

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