［１８日 ロイター］ - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、三笘薫が所属するブライトンは１８日、ロベルト・デゼルビ監督が今季最終節のマンチェスター・ユナイテッド戦を最後に退任すると発表した。
２０２２年９月に指揮官に就任したデゼルビ監督は２２─２３年シーズンをクラブ史上最高の６位で終え、初めて欧州リーグ（ＥＬ）出場権を獲得するなど、初年度から大きなインパクトを残した。今季はＥＬでベスト１６入りを果たしたが、国内リーグでは３７試合を終えて勝ち点４８で１０位と苦しんでいる。
クラブのオーナーであるトニー・ブルーム氏は「クラブを新たな高みに導いてくれた」とデゼルビ監督を称賛。一方で契約終了は両者合意の上だとし、「クラブが来季に向けていち早く計画を立てられるよう、ロベルトが将来を熟慮する時間が十分取れるよう、互いにとって適切な時期だった」と、決定のタイミングについて述べた。
ポゼッションをベースに置いたサッカーが高く評価され、主力が他クラブに引き抜かれた後も自身の構築したシステムで若手を生かしてきたデゼルビ監督。「ブライトンを去るのは非常に残念だが、この歴史的な２シーズン、クラブの皆さんや素晴らしいファンに支えられて選手とスタッフが成し遂げたことを心から誇りに思っている」と語った。
